プジョー106の秘密のガレージ

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伝説の名勝負


いつまでやるのやら・・の、
「伝説の名勝負」今日は・・・



オートバイ世界選手権500CC
第12戦サンマリノ・グランプリ
ケニー・ロバーツフレディ・スペンサー


伝説の1戦が1989鈴鹿なら、
伝説のシーズンは1983年
1978〜1980年世界チャンピオンのケニー
ホンダの秘蔵っ子フレディ


1983年シーズン
彼らはWGP史上に残る戦いを繰り広げた。
全12戦中勝ったのはケニーとフレディだけ


終戦サンマリノ
フレディ6勝・132ポイント
ケニー5勝・127ポイント
ケニーが1位で、フレディが3位以下ならば、
逆転はある。


スタート


やはりケニーとフレディのマッチレース。
3位にケニーのチームメイトエディ・ローソン
ここで、ケニーはある作戦を実行


スペンサーの猛攻に耐え、若干ペースを落としつつ
3位のローソンを待った。
ラスト3周、ローソンは8秒も後方にいた・・・


ケニーはチャンピオンをあきらめ、
スペンサーを振り切り、優勝。
2点差でチャンピオンに届かなかった。
この年をもってケニーはグランプリを引退した。


1983年はスペンサーがチャンピオンとして有名な年だが、
ケニーがチャンピオンの可能性もあったのだ。
しかし、レースにたら・ればはない。
これもまた人生。