プジョー106の秘密のガレージ

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ペコロスの母に会いに行く


私の仕事で、
業務内容のひとつに「文書受付」というものがある。


上層部から送られてくる公文書、パンフレット、リーフレット
企業からのダイレクトメール。
紙でメールで、毎日毎日膨大な量を受け付ける。


パンフレットやリーフレットなんて、
毎日腐るほどくるわけで、
そんなの来ても、受け付けている私は見たくもないわけで、
DMに関してはそのままリサイクルボックス行き(要は廃棄ですな)


そんななかで、心待ちにしている冊子があった(ある)。



「ながさき県民大学 講座のご案内」


まあ、要は長崎県教委が運営する文化サークルの紹介冊子なんだけど、
表紙を含めそこかしこに使われるユーモラスな4コマやイラストがものすごくよくて、
冊子がきたら、講座紹介そっちのけで4コマとイラストばかり読んでいた。
ひとしきり読んだら受付印を押して回覧にまわす(笑)


4コマを書いているのは岡野雄一さん。
「笑い」をライフワークにしてるわたしは、
最近では「笑い&癒し」をテーマにしている私は、
ものすごく尊敬している。


ペコロスの母に会いに行く

ペコロスの母に会いに行く


自費出版本から発展し、
全国に発売された「ペコロスの母に会いに行く」が大ヒット。
あれよあれよと話が進んで「ペコロス〜」は映画化。


漫画の実写映画化に良い前例がないので、
ものすごく不安があったけど、
良作が出来上がることを信じて1年以上待ち続けた。



名匠、森崎東監督の手による本作は、
歴史に名を残す超大作ではないけれど、
幸せな気持ちになることができて、
気持ちよく笑えて、
そして泣ける、
ささやかな良作であった。


ドラマチックな展開なんてなにもないけど、
人生はある意味面白く、見方によって面白い
って、だれの言葉でもない私の脳内妄想格言ですけど、
いつも私が笑いを作るときに感じているこのことを、
あらためて感じさせてもらった。


私もなんでもない日常の中に、
愉快な笑いを見出していきたい。


ま、
どしろうとの、落書き書きブロガーのたわごとではありますが・・・


ペコロスの母に会いに行く


いよいよ明後日で公開終了です。
観たくなった方は、お早めに。