プジョー106の秘密のガレージ

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妄想炸裂劇場


妄想炸裂劇場
第八十七夜(適当)


「助かる命」


ある男が、
深夜の路地を歩いていた。


飲み屋街のはずれ。
人気のない道。
ほろ酔い加減、
足元が少々おぼつかない。


不意に、石につまづいて転んだ。
「ズボッ!!」


???


身動きが取れない
なぜだ



(※画像はイメージです)


しばらくの思案の後
自分の状況をやっと理解した。


溝にはまっていた。
頭から足の先まで全身が、ものの見事に。


動けない。
助けて!!
声が出ない、腹に力が入らない。


どんなに動こうとしても、
見事にはまって動けない。


こんな深夜に、
人気のない場所で、
溝にはまって、
助けてもらえなかったら、


・・・死ぬのだろうか。


右手が、
右手がうごいた。


胸のポケットには携帯がある。
携帯で助けを呼べれば・・・


男は必死で腕をずらして、
手を胸のポケットに入れた。


やっとの思いで取り出した。


スイッチを入れた。



(※画像はイメージです)


よかった、スイッチは入る。
壊れてないようだ。


だが、


その携帯は、


圏外だった


残念。


彼の運命やいかに。


・・・

その携帯が、○コモなら、
確実に助かる命。


・・・


携帯電話(衛星)がもう少し早く実用化されていれば、
助かった冒険家もいただろう。


携帯がつながる、
それだけで助かる命もあるということ。



・・・・
この妄想はフィクションである。




今日は曇りだったから、圏外ばかりだったな〜
アイフォン。