「行けよ」・・・(T T)
サクリファイスを読み終えた。
一気読みだった。
一言で言えばすごい。
おそらくこの本を読めば、
自転車ロードレースの中継をみても
だいたいの展開がわかるはず。
作者の近藤さんはロードレース好きらしい。
しかもジルベルト・シモーニのファンらしい。
多くの人にサイクルロードレースに興味をもってほしい。
そんな思いが伝わってくる。
以前、このブログで、
「よゐこのじてんしゃきょうしつ」なんて書いていた。
ふざけ半分だけど、実はいたってまじめ。
よゐこのじてんしゃきょうしつ1
よゐこのじてんしゃきょうしつ2
よゐこのじてんしゃきょうしつ3
よゐこのじてんしゃきょうしつ4
よゐこのじてんしゃきょうしつ5
よゐこのじてんしゃきょうしつ6
そんなこんなで、
ロードレースが、知らない人でもわかる。
こんな小説が出てくること自体がうれしい。
で、実はミステリー小説なんだけど、
実に見事。
驚愕のラストの理由が、
タイトルの「サクリファイス」ですべてがつながる。
序盤の淡々とした展開も実は・・・。
なんといっても印象的なのは最後の一行。
「行けよ」・・・(T T)
久しぶりにいいもん読ませてもらった。
多くの人に読んでほしい。