人生オオボケ劇場
20年近く前の話。
「(飲み会の)締めに、うまいうどんが食べられる店がある」
力説する先輩に連れられて、
そのお店へ。
狭いカウンターの中で、
マスターが一人で切り盛りする飲み屋。
どうでもいい話だが、豚足は絶品だった。
一通りうどんのメニューが並ぶ。
私は「山かけうどん」を頼んだ。
マスターは、
冷凍庫から麺を取り出し、
袋を破り、
鍋でゆでる。
ほどなくして出来上り、
出てきたうどん。
麺にコシがあり、ものすごく美味かった。
私たちは「うまいうまい」と嬉しそうに食べた。
「ここのうどん、すごく美味しいです!!(^ ^)/」
そういわれ、
マスターは恥ずかしそうに微笑んだ。
後日、私は、
「あの店のうどんはうまい!!」
みんなに宣伝した。
でも、
そのころの私は知らなかった。
社会のしくみというものを・・・
その後、スーパーで買い物をしている時、
妙な違和感に襲われた。
冷凍庫??
袋を破り??
(- -;)
そして、私は家で、自分でうどんを作った。
はじめての冷凍うどん。
冷凍された麺の
袋を破り、鍋でゆでる。
美味かった(- -;)
美味しいですよね、
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冷凍讃岐うどん
ま、
人生こんなもんだ
我が人生に悔いあり。
されど、我がオオボケに悔いなし。