むさい男たちの挽歌
私がいつも指導している新人事務職員が言った。
「こん前(この前)、Y先輩(これまた私が指導した事務職員)から、
『昼飯食うけん(から)、てとば(富江町のおしゃれなカフェ)に来い』って呼び出されたとですよ」
へえ、「てとば」に行ったとね、よかね~。
おい(俺)も行こうと思っとったとばい。
で、なんば(なにを)食べたと(食べたの)?(←私)
「そい(それ)がですね、
Y先輩、『おい(俺)は朝が遅くて腹減っとらんけん(減ってないから)、
ケーキセットば食う』って、ケーキば食べたとですよ。
昼飯に呼びだして、なんそい(何それ)って感じ」
そうね・・・
むさい男二人、ケーキば食べたとね(笑)(←私)
「いや、おい(俺)はランチば食べたとですけどね」
そうね~
なんそい(なにそれ)やね。
けど(けれど)、Yの気持ちもわかる気がすっとばい(するんだよ)
むさい男ひとりで、あの店(てとば)で、ケーキは食いきらん(食べきれない)けんね(からね)
(笑)(←私)
・・・先日、
突然、うちの奥さんが「てとば」に行こうと言い出した。
奥さんも、友達から店の評判を聞いたらしい。
奥さんと、はる君と、
つまり家族で「てとば」に行ってきた。
おしゃれないい感じのカフェだった。
ランチもおいしかった。
ただ、
私も・・・
というか、むさい男である私も、
ここで一人でケーキセットを食べる、
勇気はないな(笑)
まあ、
おしゃれだし。
やっぱ、あれだ。
なんというかこう、
おしゃれだし。
よくよく考えてみても、
おしゃれだし。