約40,500円の本

先日のこと。

うちの奥さんが外の用事をすませ、
車で帰ってきたとき、
郵便配達のバイクが
私たちのアパートの駐車場に入り、とまっていた。

奥さんはあせった。

というのも、
うちのアパートの駐車場は、
軽自動車一台がぎりぎり通れるくらいの細い通路しか入り口がない。
ちょっと油断すると、
通路の壁でもある廃屋の水道管に側面がガリガリ・・・
となる。

駐車場も狭くて、
郵便配達のバイクが入ってきてとまっているだけで、
そこに帰ってきた車は身動きがとれなくなる。

ギリギリのところをかわしながら
ギリギリのところを計算しながら駐車場に入れているんで、
バイクが入り込んで、
そこにとめてあるだけで、
すべての計算が狂うのだ。

バイクが出て行くのを待ち、入れなおせばいいんだけど、
もとに戻るにもガリガリの危険のある狭い通路をバックするしかない。
進むも地獄、戻るも地獄。

で、
やってしまったのである。

水道管にガリガリ・・・

バイクをよけて駐車場になんとか入ろうとして。

ショックだったろう。

私もショックだけど。

これは、

「修理にだして、4万円コースだね(- -;)」

・・・

ちなみに、
奥さんを焦らせたその郵便やさんは、
うちに不在票おいていた。
というか、うちに荷物を配達しにきたようだ。
上記のことでタッチの差でうけとれなかったけど。

荷物は私がアマゾンに頼んだものだった。

再配達を依頼した。

やってきたのは、

ネメシスの契約

吉田恭教さんの｢ネメシスの契約」

先日読んだ「変若水」がすごくよかったんで、
続編をアマゾンで買った。

送料あわせても500円で買えたので、
すごく得した気分になれたけど、

この本が、
奥さんの「ガリガリ」の発端だったわけで、

この本が、

40,500円に見えてしかたがない。
(笑)