真実の檻
五島に来てから、
映画を見に行くことができなくなり、
鑑賞系の趣味は、
読書ばかりになった。
しかし私はミステリー小説しか読まないし、
ミステリー小説しか読みたくない。
だから相も変わらずミステリー小説を読み漁っている。
先日、
最近人気の下村さんの本を読み終えた。
「真実の檻」
- 作者: 下村敦史
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2018/05/25
- メディア: 文庫
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冤罪もの。
冤罪ものって結構好き。
けっして冤罪が好きなわけじゃなく。
冷静に考えると、
冤罪をネタにして楽しむってのは、
気が引けるけど、
面白いからしかたない。
ただ、
作品がしっかりしてればだけど。
「真実の檻」は面白かった。
若干枚数が少なくて、
内容に厚みはあるのか心配だった。
予想通り序盤はとんとん拍子で話が進み、
入り込みきれなかったけど、
中盤から後半はしっかりと入り込めた。
社会派ミステリー(?)として楽しませてもらえた。
驚愕のラストはないけれど、
ミステリー小説としてのドキドキ感も楽しむことができた。
下村さんの他の作品も読んでみたい。