プジョー106の秘密のガレージ

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期待に応えられない男


今日
残業終了後
午後8時30分頃。


疲れた体で、
ウィリエールに乗り、
ジテツー帰宅。


職場を出てすぐ、
長崎一番の飲み屋街「思案橋



信号待ちで停車してたら、
思案橋に「同伴出勤」していると思しき男女が、
二人でニヤニヤと私を見ながらひそひそ話。


そんなに見られたら恥ずかしいですって・・・
(- -;)


突然、女性が私に問いかけた。


よく聞こえなかったので、


はい??なんですか??(- -;)


って言ったらニヤニヤしながら今度は大きな声で、


「その自転車高いんですか??(^ ^)」
って聞いてきた。


困った。


困った。
「答え」に困った。


この問いには「正解」がある。


彼らはその「正解」を私が言うことを期待しているのだ。



彼らが私に期待する「正解」とはこうである。


「ええ、高いですよ!!この自転車(^ ^)/」


・・・である(- -;)


彼らはヒソヒソ話していたのであろう。
「こういうやつらの自転車って、馬鹿みたいに高いんだ、
50万とか100万とかするんだ。ちょっと聞いてみな!!」
・・・みたいに。


・・・
困った。


私は、
期待に応えられない。


(- -;)


いつもそう。


私は、






期待に応えられない、





期待に応えられない男。





期待に応えられない男は、
勇気を持って答えた。





「安いんですよ!!これ(^ ^;)」



・・・



・・・・・・



その後、


微妙すぎるその場の空気に耐えられない私が、


信号青と同時に、


脱兎のごとく逃げ去ったのは言うまでもない。
(笑)


・・・・



ただ、
まじめな話(←上の話はまじめな話じゃなかったのか??)


実質15万円程度のウィリエール。


自転車に15万も出すのか!!
って言う人もいるけれど、


チネリもウィリエールも、
私にとっては遊び道具なだけでなく、


大切なコミュニケーションツールでもあるわけで、


人見知りの私だけど、
自転車に乗っているおかげで、


たくさんの人と知り合えたわけで。


安いと思うんだけどね。