思い込みはいけない
時代劇とか、時代小説とか、
敬遠してた。
某M黄門とか、某A将軍とかのマンネリズムのイメージが強くて、
時代劇なんてどうせ面白くないでしょ・・・
みたいに思ってたけど、
時代劇にしても、
時代小説にしても、いいものはいい。
- 作者: 山本周五郎
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1979/03/26
- メディア: 文庫
- 購入: 1人 クリック: 5回
- この商品を含むブログ (14件) を見る
山本周五郎さんの「町奉行日記」をよんで、
そう思った。
というか、考えを改めた。
「町奉行日記」
珠玉の短編集。
毎話、泣きながら読んでいる。
(特に「落ち梅記」がいい)
泣きながら読むなんて、本当に久しぶり。
ジャンルひとくくりで敬遠してたら、
いいものとの、良作との、出会いを逃してしまう。
これからは時代物を・・・
というんじゃなくて、
できるだけ、思い込みにとらわれず、
いいものを探していきたい。