脱兎のごとし
昔、「太陽にほえろ!」を見て、
刑事にあこがれた。
刑事になりたかった。
が、
子どもごころに、自分には無理だと悟っていた。
「太陽にほえろ!」のオープニング。
刑事はいつも走っていた。
刑事はいつも走っている!!
刑事ってのは走ってばかりのきつい仕事だ!!
信じていた。
幼いながらも、
足が遅く、持久走も遅い私には無理な職業だった。
刑事・・・
早々に消えた夢の一つだった。
・・・
人間は一生のうち何回全力疾走するのだろう。
大人になった私たちは、年に何回全力疾走するのだろう。
もしかしたら、
年に一度も全力疾走しない人のほうが多いのではないか??
先日私は全力疾走した。
某PTA連合会大運動会のリレー選手にスカウトされた。
わらをもすがる思いのその「わら」が私であることは承知している。
困ったときの「はなれの鴨」であったことも理解している(苦笑)
ただ、スカウトするときには、
ちゃんと体重聞いてからスカウトしましょうね(- -;)
リレーが始まり、
前走者が来るのを待ちながら、
妄想した。
人間にとって全力疾走ってなんだろう・・・
全力で走ること、
それは、
迫りくる命の危険から、
逃げることではないのか??
そうだ絶対そうだ(- -;)
人生において、全力疾走とは、
逃げることなんだ!!
ならば逃げよう!!
脱兎のごとく。
ある戦国武将が言った。
え??孫子の言葉がごちゃまぜだ??
いいんです(- -;)
・・・逃げた。
いや、走った。
全力で逃げた。
いや全力で走った。
2人ほどに捕まった。
太ももの裏が「プチッ」と言った
(- -;)
俗にこれを、
プチ肉離れという。
ちょっとした肉離れという意味である。
・・・みなさん、
全力で逃げ、いや、走ったら何が起こるかわかりませんよ(苦笑)
(一応、今日はもう治りかけてますんでご心配なく)
悲しみや苦しみを少しづつ少しづつ受け止めておいたほうがいいように、
肉離れ、いや、全力疾走も少しづつ、いや、年に一回はやったほうがいいですよ・・・
まあ、なにごともなく無事おわってよかった。
参加された皆様、このブログ読んでないでしょうけど(笑)、
お疲れ様でした!!