とび蹴りに泣いた日
昨晩、「それでも、生きてゆく」を録画。
その後、鑑賞。
真夜中の鑑賞。
あいかわらず、心をわしづかみにされ揺さぶられる。
そして衝撃のラストシーン。
いいようのない怒り、失望、
双葉のとび蹴り 、
マウントからのフルボッコ。
咆哮しながら殴る。
・・・エヴァ初号機の暴走のごとく。
涙がとまらなかった。
生まれて初めて、とび蹴りに泣いた。
・・・
昔、「PATLABOR THE MOVIE」(日本映画史に残る名作)製作時に、
押井守監督がこんなことを言っていた。
「この映画は正しいアクション映画であり、
正しいアクション映画とは最後のアクションに至る理由をしっかり描いている映画のこと」
・・・ふとそんなことを思い出した。
例えのジャンルがちょっとずれてるけど(笑)
満島さんの狂気の演技をみて泣けた。
その失望に、怒りに、
ドン引きすることなく、嘲笑することなく、
涙がでてきた。
このドラマはここに至るまで、
しっかり描き切ってきたんだなあ・・・
作り物の世界に、
こんなにも引き込まれるなんて、
最初は思いもしなかった。
来週は最終回。
坂元作品だけに、
ありきたりなハッピーエンドや「大団円」はあり得ない。
どのような「希望」をみせてくれるのか、
怖くもあり、楽しみでもある。