墓の穴
墓の穴である。
虎の穴ではなく・・・
今日、
墓の穴を掘ってしまった。
忙しいさなかに・・・
墓の穴を掘る、
略して、墓穴を掘る
今日、いつものように「はなれ」で、
せわしく仕事してたら、
息抜き中の同僚が・・・・
「これ、美味しそうでしょ〜??食べたくなりません??(^ ^)」
「正直答えてよかですか??
懐石はちょっとね〜・・・(- -;)」
「懐石嫌いですか??美味しそうなのに〜(^ ^)」
「料理の内容は別にして懐石を好きです!!なんて答えるのは
上品な人たちですよ・・
男ならプレート(皿盛り)ですよ(- -;)」
(一品づつしか出てこないのがちょっとね・・・)
・・・
って、あれ??
知らぬ間に墓の穴掘ってるぞ!!
墓の穴、略せば墓穴である。
日本語にはすべて反意語というものが存在する。
上品な人の反意語は下品な人である。
つまり自分のことを下品な人といっているに等しい。
人知れず墓の穴を掘り、
人知れず落ちる(笑)
人生は悲哀に満ちている・・・
ただ、この場面での墓穴、
最大の墓穴は
「正直答えてよかてすか??(- -;)」
である。
「おいしそうですね〜(- -;)」
って適当に受け流しておけば、
忙しいさなかに雑談の花を咲かせることなくすんだのに・・・(笑)
人生は悲哀に満ちている。
なお、今日私が掘って落ちたのは、
墓の穴であって虎の穴ではない。
虎の穴に入ったのは私ではなく、
最近はやりの伊達直人である。