プジョー106の秘密のガレージ

プラモ、自転車、プジョー106、きままなブログ

妄想炸裂ミステリー 〜そして誰もいなくなった〜


昼下がり、
まちはずれのコンビニ。
レジには若い女性の店員。
店内に客はいない。


客が入ってきた。


フルフェイスのヘルメット!!


田舎のコンビニでは注意されたりされなかったり。


「いらっしゃいませ!!(^ ^)」
店員が明るく元気に言った。


客はレジにまっすぐ進んだ。


「揚げたてのから揚げはいかがですか??(^ ^)」


定期的に言うように店長に言われていた。


「○×△!!」


客が何かしら店員に言ったようだ。
フルフェイス越しなんで、まわりには聞こえない。
店員には通じたようだ。


店員はすぐさま答えた。


「はい!!(^ ^)」


心なしか笑顔がぎこちない・・・


・・・
一瞬の沈黙


「○×△!!」


「はい!!(^ ^)」


・・・
一瞬の沈黙


「○×△!!」


「はい!!(^ ^)」


「○×△!!」


「はい!!(^ ^;)」


・・・
なんだかどちらも困っているようだ。


「○×△□▽!!」


客はさっきまでの言葉になにかつけたしたようだ。


「はい!!(^ ^;)」


「○×△□▽!!」


「はい!!(^ ^;)」


・・・


客の言葉に店員は「はい」と答えるばかり・・・


・・・


「お〜い!!」


奥から年取った男の声が聞こえた。
店長だ。


「は〜い!!(^ ^)」
奥にいる店長のところに駆け寄った。


「おっ!!いい返事だね〜!!
 さっきからいい返事が聞こえてたけど、なんかあったの??」


「あのお客さん、私の名前を呼ぶんです!!(^ ^;)
しかも、呼び捨て。失礼ですよね〜!!
で、ちゃんと返事してるのにまた呼ぶんですよ〜!!」


「へ〜、それで??(- -;)」


「しまいにゃあ、私の名前が正しいかどうか確かめるんですよ
変なの〜(^ ^;)」


「・・・(- -;)」


「どうしました??店長。
冷や汗かいちゃって・・(^ ^;)」


横瀬君!!それは強盗だ!!(- -;)」


「うそだ〜!!(^ ^;)」


「奴はなんと言っていた??(- -;)」


横瀬!!って、返事してるのに何度も。
しまいにゃあ、横瀬かね??って(^ ^;)」


横瀬君、たぶん、君はこころの中で字を間違えとるよ(- -;)」


「よこせ よこせ よこせ よこせかね


・・・


・・・・??( ̄Д ̄;)なぬぅっ!!」


店長が店内をのぞいたら、
強盗はもういなかった。


そして誰もいなくなった・・・



※この妄想は99パーセントフィクションです。