プジョー106の秘密のガレージ

プラモ、自転車、プジョー106、きままなブログ

妄想炸裂劇場 〜だから俺にビールをくれ!!〜


夕暮れ時
ある片田舎のドライブイン


客は一人もいなかった。


カランコロン!!


客が入ってきた。
眼鏡をかけた太った男。


「いらっしゃいませ!!(^ ^)」
ウエイターの声。


太った男はカウンターの席に着いた。


「なんにいたしましょう!!(^ ^)」
明るい声でウエイターが聞く。


「ビール(- -)」


ウエイターは困ったような顔をした。


「お客様、それはできません(^ ^;)」


「なぜ(- -)」


ウエイターはカウンター目の前の張り紙を指さした。


「当店は、お車を運転するお客様にお酒を出しません」


「バイクならいいのか??(- -)」


「そんなあげあしとりな・・(^ ^;)」


「すまん!
あげ足とりが好きなもので(- -)」


ウエイターの笑顔がだんだんとひきつる。


「ではこういうのはどうだろう・・・
ビールを飲んでその後10時間酒はのまず、コーヒーで粘って、車で帰るってのは??(- -)」


「あと3時間で閉店ですよ〜(^ ^;)」


「24時間の表示があったけど??(- -)」


「それはとなりのコンビニのネオンですって・・・(^ ^;)」


「う〜ん(- -)
まあ、いいか・・・
俺はいまからビールを飲んで、しばらくしたら車で帰る。
だからビールを俺にくれ!!」


「だからそれができないっていってるじゃないですか!!(^ ^;)」


「なぜ(- -)」


「お客様は先ほどあの黄色い車に乗ってこられましたよね、
ボンネットに、・・・なんてかいてあるのか・・(^ ^;)」


プジョーだ(- -)」


プジョーって言うんですか、よく知りませんが、
その車でこられて、ビールをのんで、車で帰る、
ビールはお出しできません!!(- -;)」


「俺は運転してないよ(- -)」


「え?? でも、運転席から降りてきましたよね(^ ^;)」


「あれは助手席だ(- -)」


「ええ??右側が助手席なんですか??(^ ^;)」



プジョー106は左ハンドルだ(- -)」


「そんなあ(^ ^;)」


ウェイターが車のほうを見た。


左側席のシートがゆっくりと起き上がり、
男がむっくりと起き上がるのが見えた。


太った眼鏡をかけた男がもうひとり


太った眼鏡をかけたもう一人の男は車の中でつぶやいた。


「まったく、あいつらなにごちゃごちゃやってんだか・・・
気になって寝られやしねえ・・・(- -;)」


車から降りてきた男が、運転手とは限らない


黄色いプジョー106から降りてきた眼鏡をかけた太ったあげ足とり屋が、
YASUだとは限らない(笑)



・・・・

イニシエーション・ラブ (文春文庫)

イニシエーション・ラブ (文春文庫)

先日、「イニシエーション・ラブ」を読み終えた。


騙された(笑)


「騙された金返せ!!」ではなく、
作者のしかけに騙された。


文章で騙す・・・


ちょっとやってみたくなった。


で、やってみた(笑)
(仕掛けが稚拙すぎてすぐばれたか、はたまた意味不明だったかも・・・)


ちなみにこれは、
以前作ってこのブログで出題した「水平思考クイズ」をアレンジしたもの。