プジョー106の秘密のガレージ

プラモ、自転車、プジョー106、きままなブログ

もうマラソンなんてしない


今日はいつになく長いので、
お暇がある方は最後までよんでください(笑)


一昨日、
かねてより計画していた、
いぶすき菜の花マラソン
お一人様ツアーを決行。


今年のいぶすきには、
チームあまは始動せず。
チームドラゴンからは参加者無し。
あ、俺がいるか(笑)



せっかくお一人様なんだから、
弾丸貧乏ツアー。
黒幕の軽でいった。
この車はリッター23キロ走る。


そして、貧乏とくれば、車中泊
昔はこればかりだった。


指宿菜の花マラソン
実は、かなりの人が車中泊する。
当日朝は、鹿児島〜指宿間は鬼渋滞。
それがいやな人はスタート地点付近駐車場で車中泊
私がいったころには、すでに車中泊のくるまでいっぱいだった。


よく、車中泊はきついだろうと驚かれるが、
なれればどうってことない。
様々なアイデアを駆使すれば、
意外に快適。
そのアイデアを語ると長くなるんでまたいつか・・・



食事をすませ、
6時半に受け付け。
トイレはできるだけ早くにすませる。
そうしないといずれトイレも大渋滞・・・
トイレ30分待ち・・・くらいかな。



朝9時にスタート。
いやはや、なんともまあ、
わかっちゃいるけどすごいね〜、
人、人、人。
約15000人(?)



スタートしても人、人、人。


ラソンのセオリーは前半押さえること。
そのセオリーを守ってみた。
走りたいスピードよりも少しだけ抑えてみる。


でも、その考えが裏目に出た。


前半は抑え気味からくる安心で気持ちよく走れる。
しかし、そうやってセーブした力を、
後半で使おうとおもっても、
後半に使う元気はない。


特にこの指宿では、
上り下りが激しいため、
そういったセオリーが通用しない。



昨年、
写真を携行しなかったことを後悔した。
それは、開聞岳を見て感動したから。


薩摩富士とも称されるこの山。
知覧の記念館に行った人には、
感慨深い景色。


このために写真を携行。
とってみた。
しかし、かすんでいてよく撮れてない。
でも満足。


元気があったのはココまで。
だから写真もここまで。


30キロ地点をすぎて、
明らかにパフォーマンスは落ち、
35キロ地点では足がつりはじめた。
去年とまったく同じ展開。


去年と違うのは、
前半落として走ったこと。
前半押さえて走ったことが、
後半重くのしかかる。


そこから先は、
もう一人の自分との戦い。


スーパーネガティブな自分との戦い


もう一人の自分がささやく


ゴールなんてできるんだろうか。
そもそも、おれはなんでこんなことやってるんだろうか。


しだいに歩くほどの走りにおちていく。
これ以上足がつったら、
歩いてゴールするしかない。


タイム云々はどうでもよくなってきた。


どうも水分補給をしすぎたようだ。
急いては事をし損じる
結局はあせっていたということ。


はらがタプタプと揺れる。
胃が揺れている。
車酔いと一緒。
気持ち悪い。


一瞬でも気を抜くとつってしまう足、
吐き気におそわれ一瞬でも気を抜くとリタイヤの文字が浮かぶ。


ゾンビのように、
ゴール。


6時間1分。
去年より3分だけ速いタイム。


これを成長と考えるか??
同じ状況を再度乗り越えたんだから、
成長だと考えたいな〜(笑)


ゴール後、約2時間、
車酔いのごとき吐き気と戦う。


思った。
もうマラソンなんてしない


2時間後、
なにごともなかったように気分も良くなった。


そして、
このツアーの一番の目的である場所にむかった。
1時間の渋滞を乗り越えて・・・



ビール好きの人の言葉を借りると、


この一瞬のために生きとるな!!


さっきの発言を加筆訂正します。


もうマラソンなんてしないなんて言わないよぜったい


さて、
これにて終了!!
と思ったら、まだ先があった。


砂蒸し会館砂楽をでて、
気持ちよく帰ってきたのだが、
指宿から我が家まで、12時間もかかってしまった。
着いたのは朝6時半。
家で、お帰りではなく、おはようといわれてしまった(笑)


思った。
来年も砂風呂行きたい。