プジョー106の秘密のガレージ

プラモ、自転車、プジョー106、きままなブログ

妄想炸裂劇場


彼はさまよっていた。
ふらふらとさまよっていた。


腹がへっていた。
どうしようもなく、腹がへっていた。


ふと前をみると、穴がある。



穴の中にはおいしいものがある。
彼は迷わず穴に口をつっこんだ。


おいしかった。
彼にとってそれは至福の時だった。


満足した彼は
その場を立ち去ろうとした。
・・・
ぬっ、抜けない!!
口が抜けない!!
なぜか抜けない!!


動けない体で上空を見ると、
そこには、ドリフの金だらいが・・・
いや、大きな手があった。


大きな手は、
この世のものとは思えぬ速度で、
彼の上に落ちてきた。


彼の記憶はここまでである。
切なくも悲しい一生であった。



・・・


朝から、
職場で蚊に刺された。


同僚が言った。
「刺された時、ぐっと筋肉に力を入れると、
穴が締まって蚊は逃げられなくなるらしいですよ(笑)」


ええええ(- -;)


知らなかった。


面白そうな話だが、
切ないな、それ・・・。