プジョー106の秘密のガレージ

プラモ、自転車、プジョー106、きままなブログ

100マイル


天国までの百マイル」って映画があって、
とりわけ面白いってわけでもないけど、
妙に心に引っかかる映画で、
上の動画はその主題歌。


160キロ(100マイル)のスタートを前に、
天国までの百マイル」って言葉がふと浮かんだ。
国東の160キロってのはまさに、
この言葉がピッタリだ。



2009年5月3日、ツール・ド・国東。
全国でも有名な自転車イベント(サイクリング)
手厚いサポートを受けて160キロ走れるなんて、
これこそ自転車乗りにとって幸せに他ならない。
途中、数々の苦痛、苦悶はあるけれど・・・(笑)


さて、
天国にむけて(地獄を経由して)いきますか!!


スタートして8キロはパレード走行。
なにせ1300台近くが一斉にスタートするから。
その後すぐに山岳地帯。


主催者の方が開会式で言った。
国東なめたらいかんですよ!!
私もそう思う(笑)
ツール・ド・国東は前半がほとんど山岳地帯。
後半はほとんどがアップダウンの激しい海岸線。
なめたらいかんですよ(笑)


実はこの大会、私は、13年前までに3回出場経験がある。
で、3回とも最後にに足がつった(笑)
ものすごく悩んだ。
自分は自転車乗りに向いてないんじゃないかって。
でも、今になって冷静に考えたら・・・
国東なめたらいかんですよ!!



途中、数カ所あるチェックポイント(エイド)で、
しっかり休憩。
レースじゃないから、
苦しみつつも、
最後に笑顔でゴールできたらそれでいい。
だけど、調子があがると、
ついつい無理して飛ばすんだよな〜(笑)



最後のエイドにたこ焼きがあった。
行列にならんで、やっと2個ゲット。


目を三角にして、
エイドでの時間を我慢して先を急ぐ。
それはそれでありかもしれない。
今の私は、
先を急ぐなかにも、
こういう楽しみを見過ごしたくない。
歳かな・・・(笑)


前半の山岳地帯を終え、
後半は海岸線。
尻の痛みと腰の痛みとの戦い。
腰痛が出てきたわけではなく、
セッティングが正しくないのだ。
(ゴール後、あっさりと痛みはひいた)
いずれしっかりとセッティングを詰めようと思う。


尻と腰の痛みに耐えてひたすらゴールを目指す。



ゴール!!
7時間18分。
7時間は切れなかったけど、
笑顔でゴール。
来てよかった。


途中の山岳地帯の、
のぼりの一つ一つをこなしながら思ったこと。
これ、コガクラルプデュエズに比べたらたいしたことないじゃん!!
にやにやしながら上った(笑)


人生すべてに意味がある。
コガクラルプデュエズにも意味がある。


人生すべてに意味がある。
今後、
自転車で長距離を走るとき、
これ、国東に比べたらたいしたことないじゃん!!
って思うのだろう(笑)