伝説の名勝負??
さて、今日は日本が世界に誇る天才ライダー
原田哲也対ロリス・カピロッシ
名勝負というよりも、悪夢の瞬間といったほうが正しい。
別名「カピロッシアタック」
1992年全日本での岡田忠之と歴史に残る戦いを制し
(この年の全日本は世界で勝つより難しかったと思われる)
1993年世界GPにデビュー
なんとデビューイヤーでチャンピオン
最終戦ロリス・カピロッシの自滅により逆転でチャンピオン
これが1998年の伏線になるのだが・・
その後ビアッジだ、YZRだめだ、で、不調
なんだかんだで、1997ビアッジの抜けたアプリリアへ
そして1998年バレンティーノ・ロッシ、ロリス・カピロッシらとの争い。
最終戦アルゼンチンGP
2位以上に入りさえすれば、チャンピオン獲得だった。
最終ラップ
ロリス・カピロッシをかわして2位浮上!!
だれもが原田のチャンピオンを確信した瞬間
呆然となった
カピロッシは1998年シーズン、
1つの勝利と1つの体当たりでチャンピオンを獲得
原田に逆転チャンピオンを許した1993年
チャンピオンを逃した彼はイタリアでかなり非難されたようだ。
そのことが彼の頭をよぎったのだろうか・・
このあと、原田に天才のきらめきは戻らなかった。
今も語り草になるこのレース。
日本人から嫌われているカピロッシ。
いまだにトップライダー
2005年、2006年日本GP連続で制したのは、
他でもない、ロリス・カピロッシである